INC March 34位、PJNO Day1 2-5 DTsand
こんにちは!Mikoto(@misaka3510r)です。今回は先月のINCで34位となり、リバティノートさん主催の大会への参加権を得る事が出来ました。なので今回はその時の構築をまとめようと思います。
(サムネイル)
構築経緯
このルールを軽く触った段階で、このルールで1番強い攻撃技はダイジェットであると感じた。なのでダイジェットを構築の軸にする事にした。
ポケモンの決定
1番最初に軸のダイジェッターをウォーグルにしたPT
http://swagger3510r.hatenablog.com/entry/2019/12/08/125840
を回して居たが、WCS2020の発表により巨大リザードンの大幅な増加でウォーグルの数値、耐性に不満を持つようになり、別の新たなダイジェッターを探す事にした。で、見つかったのがドラパルトであった。このドラパルトというポケモン、耐性面でリザードンに圧倒的優位をほこり、素早さでも遅れを取ることは無く、またウォーグルと同じく威嚇で止まらないダイジェッターという事で、求めている要素をほぼ完璧に満たして居ると思い、このドラパルトを軸に組んで行くことにした。
次に採用したポケモンはロトムで、夢特性では無いドリュウズに対して分かりやすく強く、またこのルールは電気技の乏しいルールである為、軸ポケモンの次に採用するべきであると判断しました。
3匹目に採用したポケモンはバンギラスで、当時回していた構築ではパワーがとても低く、相手のビートダウンに対してダメージレースが間に合わず負けてしまう事などがとても多く、攻撃力の高いポケモンを採用するべきだと判断し、3匹目にバンギラスを採用しました。
4匹目に採用したのはドリュウズで、ドラパルトで有利の取りにくいポケモンに対して有利を取りやすいポケモンであると判断し、採用しました。
5匹目に採用したのはトゲキッスで、ここまででローブシンに対してとても薄く、アタッカーのポケモン達のサポートポケモンが欲しかったのでよくフィットした形で採用しました。
最後に採用したのはガオガエンで、解禁した直後は全く評価してなく使う気は無かったのですが、6枠目に迷走した際に試して見たところ、キツかったトリックルーム構築に対して打開の起点を得られる点、炎打点に乏しく、炎技をトゲキッスに一任していた歪んだ点などを矯正してくれるとても重要なパーツに8世代でもなれるということに気付き、そのまま採用するに至りました。
個体解説
(PJNOに登録した構築では、ガオガエン、バンギラスの悪打点に"うっぷんばらし"を採用)
まもる
ドラゴンアロー
いじっぱり
(実数値)193-176-101-x-98-169
(努力値)236-156-44-0-20-52
- HB=ダイマックス時陽気ドラパルトの球ダイゴーストダイブ耐え
- HD=ダイマックス時臆病ドラパルトの球ダイシャドーボール耐え
- A=+2ドラゴンアロー1回で同じ調整のドラパルトを確1、ASウオノラゴンを確1
- S=最速リザードン+2
ダイジェットから組み始めた本構築の軸ポケモン。基本的には先発ダイマックス展開を目指すが、タイミングをズラした後発ダイマックスも全然可能。
一番ダイマックスさせたいポケモンに弱点保険を持たせたい事、後述のバンギラスにどうしても命の球を持たせたい事からこのポケモンに弱点保険を持たせる事にした。
弱点保険持ちのポケモンに守るは個人的に必須だと考えていて、相手の弱点ダイマックス技を被弾してからカウンターダイマックスをさせる動きがとても強く、そのようなゲームプランを取れるようにダイウォール(補助技)では無く通常の守るを採用した。
トゲキッス(てんのめぐみ)@ラムのみ
あくび
サイドチェンジ
ずぶとい
(実数値)191-x-154-142-138-105
(努力値)244-0-196-12-20-36
VGC2020におけるクレセリアだと思っているポケモンで、基本的にトゲキッス+アタッカーという選出の仕方をするので、実は選出率が1位のポケモン。
欠伸で相手のダイマックスを流したり、相手の選出を確認しながらゲームを進められるようにする為に押す事が多く、またダイサンダーやダイフェアリーを誘う為に打つ事もあります。
構築単位でルカリオが相当キツイので、+1でルカリオを抜けるように素早さを設定してあります。
エアスラッシュの採用理由は、マジカルシャインだと相手の余計な弱点保険を発動させてしまう危険があるからで、エアスラッシュを採用するなら強運より天の恵みの方が強いので天の恵みで採用しました。
ロトム(ふゆう)@オボンのみ
まもる
サイドチェンジ
ずぶとい
(実数値)157-x-154-142-128-109
(努力値)252-0-100-132-4-20
- 陽気ドリュウズの10まんばりき耐え
- ミラー意識のS20振り
- D4振り
- パワーが無いと腐りやすくなるので残りC
ずっと控え目と図太いとで試していたが、最終的に図太いの方がしっくり来たので図太いで採用しました。相手の想定より硬いシーンが多かったのか、結構ミリ耐えから返しで突破して勝ちという展開が多かったので防御に寄せて良かったと思います。
ガオガエン(いかく)@フィラのみ
じごくづき
すてぜりふ
わんぱく
(実数値)201-137-143-x-116-87
(努力値)244-12-156-0-44-52
- 陽気球ドリュウズのダイじしん耐え
ガオガエン解禁当初は7世代程の環境への刺さりは無いだろうと思っていて、ぶっちゃけノーマークだったポケモンです。周りの人達が特防に寄せた研究をしていた中、僕はずっと防御に寄せた方が強いだろうと考えていたのでずっとこの防御に寄せたガオガエンを使っていました。
A4振りだとドラパルトへのじごくづきのダメージが無振りと変わらないけど、12振るとダメージが増えるのでA12振りです。
バンギラス(すなおこし)@いのちのたま
まもる
じしん
いじっぱり
(実数値)175-204-131-x-120-113
(努力値)0-252-4-0-0-252
- 味方の特殊技持ち全員より速い
パワーが低かったので超攻撃的なA特化球で採用しました。これによりHB特化サマヨールをダイアークで乱数3割で突破する事が可能な程の圧倒的火力を実現しました。
また、ダイアークビートの形をバンギラスから作れるように、トゲキッス、ロトムの素早さ設定をどちらもバンギラス以下にする事にし、特にトゲキッスはバンギラスの横に置く事がとても多かったので活きたシーンは多かったです。
バンギラスを触っていた感想として、岩雪崩では無い削りを取りたいシーンが少なからずあった事や、特防のバフを横にかけたいシーンが多かったので、よくある格闘技持ちでは無く地震で採用しました。10まんばりきは負け筋なので不採用です。
まもる
じしん
ようき
(実数値)185-187-81-x-85-154
(努力値)0-252-4-0-0-252
- 特に無し
一番オリジナルの要素が出たポケモンだと思います。過去に勝ち上がった剣舞ドリュウズは、同じ技構成でも型破りの特性であったり、すなかきの場合は守るの採用を見送ったものであったりしたので、すなかきでこの構成で世に送り出すのは多分僕が初です。
つるぎのまいという技を採用する関係上、積んだ後は相手のヘイトを集めてしまうので守るは個人的に必須だと考えていて、岩技に関して言えば、環境トップで打ちたい相手が「リザードン、ギャラドス、ロトム」の3種類しか居らず、この数だったら他のポケモンで対応する事で岩技を切っても問題ないだろうという判断をし、この構成で落ち着きました。
特性がすなかきなのは、バンギラスを既に採用している関係上バンギラス+ドリュウズのギミックが成立している事、そして何よりも地震でロトムを巻き込みたくない事から、すなかきのままつるぎのまいを採用するという結論に至りました。
(一応ドリュウズ開発エピソードがあるので、場合に寄っては追記します)
レンタルチーム
Special Thanks
今年のルールの高いモチベを維持するのにめっちゃポケモン誘ってきた"とり。"先に予選突破して俺を奮い立たせてくれた"ま"、レベルの高いDTsandをずっと配信で見せてくれた"じーん"さん。おかげさまでここまで戦う事が出来ました。ありがとうございます!
後書き
PJNOお疲れ様でした!今年は2-5という悔しい思いをしましたが、僕にはまだ8月の大会が残ってるので、そこで勝ち上がってリベンジしようと思います。何かあれば(@misaka3510r)までよろしくお願いします。